Shikasha ー 平林勇 Vila do Conde映画祭コンペティション上映
ポルトガル北部ポルト近郊の小さな海辺の町、Vila do Conde(ヴィラ・ド・コンド)。ここで開催される国際短編映画祭にて、平林勇監督の「SHIKASHA」がコンペティション部門に選ばれ、作品上映が行われています。
「SHIKASHA」は、つい先日の2010年5月にカンヌ国際映画祭の監督家週間に見事選ばれ上映をしてきたばかり。
続々世界各国からの上映オファーが来ています。
さて一方のこの映画祭、Vila do Conde。小さな町ながら映画祭として歴史もあり、特にディレクターチームが熱い情熱を持ってプログラムを組んでいることから、各国からジャーナリストやプロフェッショナルを集めています。今年カンヌでパルムドールを受賞したアピチャポン監督を、広く欧米に紹介したことでも知られる映画祭。
Gauguinsとの付き合いも深く、2005年に大規模な日本特集を、この映画祭とタッグを組んで開催しました。約100本の日本の短編映画の大特集「Made in Japan」を展開、ゲストに西郡勲監督をお招きし、また石井克人監督の初の回顧展を開催(「茶の味」や「Kill Bill」、映画からCF、短編まで)、菱川勢一監督のワークショップやインスタレーションの開催、石井聰互監督の特集上映とシネマコンサート、そしてディミトリー・フロム・パリスとピチカート・ファイヴの小西康陽による連日のレイヴの開催と、まあ今思い出してもよくやったなってレベルの多面的な大特集でありました。
これは結構今でも伝説となっていまして、Vila do Condeの人達はもちろん、当時面識がなかった映画関係者などと最近会っても、「あの時の日本特集はポルトガルの映画祭史上、未だ破られていない最高のプログラムだよ」「日本特集としては世界中どこの映画祭のものよりテーマも良かったし充実してたね」なんて言われることもあります。
かなり苦労したこともあって、嬉しい限り。
さてそれを契機に、ポルトガルとは極めて親交が深くなり、いろいろな仕事をしています。Vila do Condeのディレクターチームとも今でも家族づきあいで、よく顔を合わせる仲。
しかしプログラム内容にはプライドが高く、親しいからと言ってもなかなか作品を選んでくれませんでした。
それが今年「SHIKASHA」が、満を持しての日本の代表作品として選ばれるに至った、というわけで、嬉しいニュースじゃありませんか?
真夏のポルトガル、海辺の町、映画とワールドカップフットボールを見ながらだらりと過ごす。ああ最高の夢でしたけど、仕事が忙しすぎて誰も行けず、プリントを送るだけになってしまったのが、残念至極
Vila do Conde international short film festival 2010.2010. 7. 3 ~ 11
Portugal, Vila do Conde
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[ SHIKASHA ] (2010) 10min 15sec 監督、脚本、編集:Isamu HIRABAYASHI 撮影:Miki OGAWA サウンド:Keitaro IIJIMA プロダクションデザイン:Noriko KATO 音楽:Takashi WATANABE キャスト:Michiko Ono, Keisuke HORIBE, Kanato TANIHATA プロダクション: ROBOT COMMUNICATIONS INC, ・カンヌ国際映画祭監督家週間正式出品作品 |
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